【青森県産縄文土器】
産地:青森県
サイズ:40x30x10mm
縄文土器とは、日本の縄文時代に作られた、日本最古級の土器で、縄目模様などの独特な装飾が特徴です。煮炊きや貯蔵など、暮らしの中で幅広く使われていました。
名前の由来は、この土器に付いている縄目の模様からです。
主に粘土に植物繊維や砂を混ぜて手で成形し、野焼きで焼かれました。
用途は煮炊き用、貯蔵、祭祀、埋葬など多岐にわたります。
時代によって形や模様が進化し、特に中期(約5,000〜4,000年前)には非常に複雑で芸術的な装飾土器が多く登場します。
縄文土器の主な素材は自然の粘土です。日本各地の河川や湖の近くなどにある粘土質の土壌から粘土を採取して使っていました。粘土だけでは乾燥や焼成の際に割れやすいため、強度や耐火性を高めるために、砂や細かく砕いた石、植物の繊維、砕いた貝殻、古い土器(再利用)などを混ぜていました。
そのため、石英や長石や雲母なども土器に混ざってキラっと光っている場合があります。
※お客様のご使用のモニターやブラウザなどの環境により、色味が異なる場合がございます。
※当時の焼いた跡やすすが付いている場合があります。
※土が柔らかいため、土が砂状にこぼれ落ちる場合があります。