【コラム】なぜ水晶のレコードキーパーが三角なのか・・・。

2021年4月4日

【三角形】

なぜ水晶には三という数字が関連しているのか・・・。
と考えた時、それはこの地球が三次元だからではないかと思いました。 偶然にも、地球というものは鉄とケイ素とマグネシウムの酸化物という主なる3つのものから出来ていて、海と大陸は7:3、水晶の面もその多くは、7面と3面から構成されています。 もし本当に、レコードキーパーの中にレムリア時代の情報が当時に入れられているのだと仮定した場合、三次元に生まれた私たちが一番わかりやすい形で、一番私たちに親和性のある何かを使うと思ったのです。自分が情報を入れる側の立場だとして考えたら、そうするのが一番いいのではないかと考えました。
なぜなら水晶は私たち人間と一番親和性のある鉱物だと思うからです。
 

【三の意味】
もし全てが幾何学的に解明出来るのだとしたら、「三」というのは、この三次元の世界で非常に重要であり、かつわかりやすい数字であり、三角形はわかりやすいシンボルではないでしょうか。
アーユルヴェーダやヨガでも「三」はシンボリックな数字で、トリドーシャや(三つの体質)やトリグナ(三つの心的属性)などと表現されています。
オームという聖音はトリムルティ(三つの神)そのものであり、ブラフマン(創造)、ヴィシュヌ(維持)、シヴァ(破壊)の融合で、オームの文字はそれらの三位一体を形どったものなのです。
万物は振動し、その振動の速度を遅くしてゆっくりと解明してみれば、それら全ては、「生まれ、留まり、そして消えていく」という3つのサイクルから成り、振動は、それらのサイクルの連続体なのです。
 

【三から六へ】
上向きと下向き、両方の三角が重なる時、六芒星が形作られます。 それは、"As above , So below" 「上なる如く、下もまた然りと」いう意味を含みながら・・・。 また、"As Within so Without" 「内なる如く、外も然り」も同様に。
これは、『エメラルドタブレット』にあるアトランティス人の言葉だと言われています。
アトランティスのシンボルは立体の三角形=ピラミッド型だそうで、それを模したのがエジプトのピラミッドなのだそうです。

三角と三角の融合によりヘキサゴン(六角形)ができあがる時、倍音のように違う形、違う次元が生まれます。
水晶の結晶体系は六方晶系でもあり、三方晶系でもあります。
というのは、水晶は六角柱で、そのファセット面には三角形が度々現れます。
ファセットの表面には、上向きの三角△であるレコードキーパー、そして水晶が溶解するなどして稀に現れる下向きの三角▽トライゴニックが見られる場合があります。
(水晶以外にはコランダムであるルビーやサファイヤにも三角形=レコードキーパーは見られ、ダイヤモンドは結晶形が違いますがレコードキーパーが現れることがあります。)
 

【宇宙への繋がり】
それらレコードキーパーなどは、ハッキリとは肉眼で直視するには見えにくく、水晶の角度を少し変えて見た時に捉える事の出来るものでもあります。
なぜ現れるのかというと、それは元々の水晶の構造によるものなのですが、メタフィジカルな側面から考えれば、三次元との繋がりが濃厚ではないかと考えたのです。
三次元の世界での二元的な側面を超えて次元を上昇させていく事こそ、私たちに科せられた宿命的なものなのではないか、、、と。

ミクロは、すなわちマクロで、
小宇宙は、すなわち大宇宙で
自然に存在する生命体の形は、私たち人間と同じで、
植物もまた、私たちの肉体と同じような構造をして、
細胞は宇宙と似ていて、 違うようでいて、同じでした、、、
そういう現象や物事を通し、ワンネスに気づいていく。
動物、植物、人間
宇宙、銀河、地球
万物が三位一体になっているのです。

【Whole,包括する全て】
違う側面があっても全てはひとつ、ワンネス、ホールネス、ホリスティック。
その入り口が、レコードキーパーの三角形なのかもしれません。
否、もしかすれば、入り口の三角形というのはこの地球上の至る所、色々な場所に存在するのだろうと思います。
それが、三次元というものであり、私たちがそれらに気づいて、次元や時空を超えていける存在ということを思い出すことが出来る、そのキッカケの形なのかもしれませんね。