【コラム】まさに黄金光線「シトリン」

2019年12月21日

【 シトリン 黄水晶 】

シトリンは、黄水晶と書かれているように黄色い石英です。
アメジストと同様に、ケイ素の一部が微量の鉄イオンが含まれることで黄色く色づきます。
紫水晶と同じ鉱床で発見されることが多いです。
時折、アメジストの中にシトリンが入っているものがあり、それをアメトリンと呼びます。
どちらも石英であり、鉄イオンの微妙な違いで色が変化するものですが、紫水晶との色の違いは、色中心のエネルギー順位の差で発生すると考えられています。
 

天然のシトリンは産出量が少ないため、人工的に焼いている場合が多く見られます。(天然と熱処理は見ればわかります)
レモンクオーツは硫黄によるものなので、また別のものになります。

シトリンの語源はレモンを意味するフランス語Citron。
レモンにちなんで名付けられたクリスタルです。
なのにレモンクオーツとは違うんです。
・・・ややこしいですね、笑。
 

シトリンは、太陽の力を持つ強力な浄化作用と再生作用があるクリスタルと言われていますが、太陽光線のようなこのゴールデンイエローは、まさにソーラプレクサス(太陽神経叢)にワークする色なのです。
肉体という乗り物に黄金の光を与え、その光は体の内側に届き、取り入れられてオーラ層を強くしていきます。
ポジティブで強いオーラを内側から放つお手伝いをしてくれるクリスタルです。
パワーが足りない時、ネガティビティを克服したい時にオススメのクリスタルです。

天照大神が天の岩戸を開いて出てきた時、瞬時に歓喜に包まれ、輝かしく、暖かな光で照らされ、それはそれは素晴らしい瞬間だったことでしょう。
シトリンのイメージはまさにこの感じです。

「シトリンのエネルギーは太陽のようなものです。暖め、慰め、貫き、元気づけ、そして生を与えます。臍のチャクラに関連した意識は、肉体的、物質的パワーのものです。
豊かさが私たちの天賦の資質だと学ぶとき、シトリンのエネルギーは、地球の豊かさを私たちに引き付ける助けをします。
臍のチャクラは進化し、洗練されると、地上の神々のように
生きるために必要な物質的富を、どんなものでも引き付けることが可能になります。」

「輝くイエロー・オレンジは体を取り巻く光の量を増加させ、保護的なオーラを作り出します。
これが、否定的なヴァイブレーションや影響を受けにくくするのです。
シトリンはまた、自信や安心を感じる必要のある状況で携えているのに良い石です。
それは確信を持って語りかけ、その内側の安心感をあなたのオーラに伝えます。」

「高品質のシトリンは、金色の光線を非常にクリアーに反射するので、肯定的な太陽光線のエネルギーを直接あなたのまわりに発散します。」

全てカトリーナ・ラファエル

【 ソーラープレクサス(太陽神経叢)とは? 】

ソーラープレクサスはみぞおち部分、お腹のチャクラであり、肉体的には胃や脾臓、肝臓に関連する部分です。

体の縦と横の中心部に位置する部分で、個の生き方や豊かさに関係する部分ですので、自己認識、自己肯定感、自尊心にも関連しています。
自分を卑下しない、尊大にならない、自他どちらも攻撃しない。
また感情とも深く関わりのある部分なので、恐れや不安、怒り、ストレスにも関連していますがここを強くすることで、幸福を感じ、自信を取り戻すことが出来るのです。

ヨガでは私の内側で起こっていることを観察する訓練をしていきますが、
「私とは?」という個のあり方考えた時、背骨が曲がるようならば、ソーラープレクサスは弱っているかもしれません。
背筋を伸ばし、胃を持ち上げるようにして、横隔膜を動かしながら息を力強く吐くか、なにか言葉を発生してみましょう。シトリンに力を借りるのも良い方法です。

シトリンをソーラープレクサスの上に置いてクリスタルヒーリングをするか、シトリンのジュエリーを長めのチェーンでソーラープレクサスまで届かせて身につけるのもいいですね。
背筋が伸びて、ソーラプレクサスが安定していれば、自信に溢れ希望を持った生き方をしていられるでしょう。これこそシトリンの持つパワーに他なりません。

サンスクリットではソーラープレクサスはマニプラチャクラと言います。
マニプラとは宝石の街という意味。
まさにシトリンが体の中に埋まっているかのような名前です。
シトリンという太陽から放たれる黄金光線は、「私」の内側に浸透し、内部から照らしてくれる明るい光なのです。

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