【コラム】不動明王 清め払い塩

2018年12月7日



【清め払い塩】

調味料としてだけでなく、厄除けや浄化の力があるとされる「塩」。
塩は日本だけでなく、欧米などでも古くから魔除けやヒーリングの道具として使われていました。

塩の歴史を紐解くと、日本では縄文時代後期には、
世界ではメソポタミア文明・エジプト文明といった古代文明が生まれた時代には既に生産されていたのです。

聖書の中にも塩は登場します。
イエス・キリストが聴衆に「あなたがたは地の塩である」と語ります。
これは、浄化力が高い塩のように、人々が社会の腐敗を防ぐよう諭す場面です。

塩が心身を清め、厄を払ってくれる。
これは古来から世界中で認識されてきたのでしょう。 

【“聖域”珠洲岬】

石川県の能登半島の先端にある珠洲岬。別名「聖域の岬」。
ここは南からの海流と北からの海流が交わり、さらに熱帯地方の熱エネルギーの大気の気流までもが交わる、「自然界のパワーが集まる場所」として、世界的にも珍しい地形といわれています。
冬になると、雪が多い地域にも関わらず、ここだけ雪が降っていないという現象も起こるんだとか。
さらに、この珠洲岬付近で汲んだ水は100年経っても腐らない、まるで“聖水”だ、という話もあります。
まさに聖域。まさにパワースポット。
そんな聖域の岬「珠洲岬」の海から作られる天然の塩は、自然界のパワーがより凝縮されたものといえるでしょう。

この清め払い塩は、能登半島の上質な鉄分を多く含む青竹に珠洲岬の天然塩を詰め込み、炭焼き職人が三日三晩焼き上げた黒い塩です。

【青黒の不動明王】

不動明王はもともとはヒンズー教の三大神の一人である「シヴァ」とされており、不動明王を祀る仏教は密教の一つです。
また不動明王は五大明王の一人であり、五大明王の筆頭とされています。
大火炎の中、剣と縄を持つその姿。
大日如来(だいにちにょらい)が、悪魔・煩悩(ぼんのう)の調伏(ちょうぶく)のため、怒りの相を表したものだとか。
一般的な仏教でのご本尊や仏像は優しい姿をしたものが多いですが、不動明王は悪を絶ち仏道に導くことで救済する役目を担っていることから“恐ろしい表情”をしているとされています。
その怖い様相から「戦いの仏」のように見えますが、実際はどんな障害や災難があってもそれを打ち砕き、仏道に従わない者に対しては、力ずくでも救済しようとする熱血派の仏様なのです。
慈悲と優しさの心情をもつ、“心を鬼にして”働きかけている姿、といえるでしょう。

不動明王のカラーの一つと言われる「青黒(しょうこく)」。
不動明王の天恵でもある「厄難除災」「家内安全」「商売繁盛」。
その色と意味から、この「清め払い塩」に不動明王の名を頂戴しました。

【使い方】

(A)清め払い塩をひとつまみして全身に数回振りかけてください。
 体についた邪気(負のエネルギー)を取り払います。

(B)盛り塩にして場の浄化、厄除けや縁起担ぎなどにご使用ください。

(C)石鹸の代わりに塩で手を洗います。
 手についた汚れと邪気をきれいにしてくれます。
 また、手がカサつかず、しっとりします。

※上記の使い方は一例です。

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