【コラム】「 Mooralla モララ・スモーキークォーツ 」

2024年06月23日

【 モララとは、、、 】
南オーストラリア、ビクトリア州のモララ・スモーキークォーツは、 モレラまたはモララと呼ばれます。

オーストラリア南部、ビクトリア州の海に割と近いところで産出します。
地図上で見えにくいですが、小さい赤い枠の部分です。

Moorallaというのは、この付近の先住民(アボリジニ)の言葉で「黒」という意味だそうです。
(実際は調べてないのでわかりません)
アボリジニの人々は、この石を信仰として、メディシンとして使っていたそうです。

【 形状 】
ダブルターミネイテッド(両剣)の状態で、ライオライトのジオードの中から見つかります。
このライオライトはなんとデボン紀に形成されたのだとか。
この質感、照り具合とルックスは、まるで、黒いハーキマーのよう。
透明で濃いディープブラウンの中に見え隠れするファントム。 稀に中に成長時に入り込んだガスの泡や、水が入っているものも見られます。
 

【 採掘場所 】
この美しいスモーキーは、1960年代オーストラリアでも興ったと言われるゴールドラッシュの金採掘時に発見されました。
ずっと採掘されていたようですが、2000年頃にはストップしたようです。
採掘しにくい場所につき、採掘のコストが非常に高いのと、採掘するにも限りがあるのが理由とされています。
この場所に入るには、セスナなどで近くまで行って、そこから長い道のりを四駆かバスで移動、入りにくい場所に入ってからもものすごく深くまで掘らないと採掘できないと聞きました。

【 メタフィジカルな意味 】
モララスモーキークォーツは、信じられないぐらいパワフルなグラウンディングストーンで、母なる地球とコネクトしてくれるでしょう。 プロテクションとして優れ、メンタルをクリアにし、ネガティブな感情や考えを取り去り、集中すべきに集中させてくれるでしょう。 不安やストレスがあったり、決断できない人たちにとても良いお守りとなるでしょう。 自信と自尊心をブーストしてくれる石です。

アボリジニのアミニズムな精神世界観に「アルチェリンガ」(ドリームタイム、ドリーミング)というのがあります。英語では「夢の時間」と訳されるその概念がアボリジニのある部族の中では「始まりのない永遠の存在」となります。彼らの時間の概念は私たちのそれとは違います。彼らの始まりの先祖の物語、天地創造の世界観をずっと語り継いでいくのです。そんな、ドリームタイムの顕現となる石がモララクォーツなのではないでしょうか?



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