【コラム】 ゴールデンレムリアン

2023年10月29日

【 ゴールデンレムリアンとは 】
"Golden Lemurian"(ゴールデンレムリアン)は、 正しくは、 "Golden Healer Lemurian Seed Quartz" (ゴールデンヒーラーレムリアンシードクォーツ) と言います。
レムリアンシードは、元々ブラジル、ミナスジェライス州カブラル山脈で産出されたものが始まりで、超古代文明アトランティスよりも文化的にスピリチュアルな文明だったと言われるレムリアに関係したクリスタルで、レムリア人たちの中には鉱物のマスターたちがいて、彼らは水晶にプログラミング出来たのだそうです。
そして、レムリアンシードと呼ばれる水晶には、彼らの叡智、癒しのエネルギー、地球の情報などがインプットされていると言われています。
それらを来たるべき時に発見されるよう「種」として撒いたので、レムリアンシード(レムリアの種)と呼ばれるようになりました。

【 ゴールデンレムリアンの色 】
さて、ゴールデンレムリアンの色についてですが、何故こういう色になっているかというと、それは鉄分(酸化鉄)によるもの。
水晶が成長する際に鉄分の付着によりこのように色づきました。
これらはレムリアンに限らず、一般的には「ヘマトイド・クォーツ」(ヘマトイツ)と呼ばれるものです。
ゴールデンレムリアンの色味は、イエローゴールド、タンジェリンオレンジ、バーミリオンレッドまでのカラーバリエーションがあります。
赤いものは、第一チャクラ
オレンジは、第二チャクラ
黄色は、第三チャクラ(太陽神経叢)
に、それぞれ対応します。
また、ゴールドカラーは、第七チャクラよりも高い部分からの癒しを行う色なので、全てのチャクラに網羅し、癒しを与えてくれるでしょう。

【 メタフィジカルな意味】
ゴールデンレムリアンは、ゴールドの光を放射し、宇宙のパワーや神々のスピリット、創造の源、などにコネクトしていきます。
それらはいわば、「マスターヒーラー」であり、ゴールドの光をクラウンチャクラに流して、肉体を通り、ベースチャクラから、足元まで浸透させていきます。
それらはハイバイブレーション(高次の波動)であり、それぞれのチャクラや肉体の部分に残るしこりのようなブロックを溶かしていくのです。
日本人ならば昔遊んだであろう折り紙も、通常カラフルな色は何枚かずつ入っているのに対し、金と銀だけは特別であり、各一枚ずつしか入っていなかったのですが、そのように、金というのは少し段階が高いところにあるというか、オクターブが高いというか、この色は他の色とは違う特別な色の光を放ちます。
数字(カバラ)で言い表すならば、マスターナンバーの22のような感じでしょうか。

【 ブラフマムフルタ】
"Golden hour"(ゴールデンアワー)という言葉があります。
日の入、日の出の直前の数十分間で、空の色が変わっていく美しい時間帯のことを指します。
特にインドでは、この時間帯、日の出前の4時から6時、日の入り16時から18時を「ブラフマ・ムフルタ」と呼び、自然の力が満ち溢れる一番神聖な時間だとされています。
これは光と影が入れ替わる時なのです。
その時の空の色は、ゴールド、レッド、鮮やかな色に輝きます。
この時間の色合いは、ゴールデンレムリアンそのものの鮮やかな色。
だからゴールデンレムリアンは美しく人々を魅了してやまないのでしょうか?
まるでレムリアの寺院がその時間に太陽の光を受けて黄金色に輝いているかのようなイメージも浮かんできます。

【 LION'S GATE 】
また、ゴールデンレムリアンの発色は、ライオンのたて髪のような、強さと勇気を象徴するかのような色合いでもあります。
もし実際にライオンズゲートがあるならば、きっと黄金色に輝く門だったのだろうと想像します。
毎年8月8日頃に占星術的なライオンズゲートというイベント(天体の配置)があり、それは太陽が獅子座のちょうど真ん中に入る日です。
シリウスが太陽と共に昇るヘリアカルライジングがライオンズゲートの始まりだと言われ、これは古代エジプトではとても重要な意味を持つものでした。
この頃になるとナイル川が増水し氾濫しやすくなるため、これを目印としたのでした。
もしもスフィンクスが対であるならば、それこそがライオンズゲートなのかもしれませんね。

エジプトはシリウスとの繋がりが非常に強い文明だと言われていますが、スフィンクスはこの時シリウスを向いているのだとか。
シリウスは豊かさと繁栄を司る星であると同時に豊穣の女神イシスとの繋がりも強いのです。
それ故、イシスの神殿はシリウスの方向に向かって建てられているのだそうです。
エジプトから発掘されるジュエリーなどは全てが金で縁取られ、金色がキラキラ輝いていますが、あの地域では地質学的に銀よりも金が採れやすいそうです。
金は豊かさの象徴でもあります。
今では砂漠と遺跡のベージュのイメージですが、繁栄した時代にはきっとそこらじゅうがゴールドに輝いていたのではないでしょうか。
ライオンズゲートのタイミングで瞑想をするならば、ゴールデンレムリアンはピッタリだと思いませんか?

【 豊穣の女神 】
イシスのみならず、世界中の神話には必ず豊穣の女神が登場します。 ローマのアバンダンティア、インドのラクシュミー、ケルトのダヌ(ダナ)などが有名ですが、世界中どこにでも存在しているはずです。そして、古代では豊穣は女神と共に収穫(黄金の稲穂や果物など)のモチーフが多く描かれていましたが、時代と共にコインなどに置き換わっていきます。 古代より稲穂は豊かさの象徴でした。稲穂もコインもどちらも黄金色で描かれていますが、この色は豊かさの象徴でもあります。 豊かさとひと口に言っても色々な意味合いがありますが、物質的な豊かさだけではなく、心から満たされ、心配のしようがなく、人々と分かち合える心の余裕を持つ、そんなイメージがあります。 エネルギーは循環してこそ、豊かさを生み出し続けます。 アバンダンスとは自分の豊かさであり、他人の豊かさでもあるのです。アバンダンスとは自分が幸せで豊かになることで、シェアすることで、周りのアバンダンスも引き上げる作用があります。 この豊かになれる黄金色こそ、ゴールデンレムリアンの色そのものではないでしょうか? この黄金色に放つ光は私たちに豊かさを教えてくれるツールになるのではないかと思います。