【コラム】レムリアンリッジは水晶の指紋〜

2022年12月25日

【 指紋という情報源 】
私たち人間の指紋にはたくさんの情報が詰まっています。同じようでいて個人個人違う紋様を持ち、紋の種類によって大まかに種類があったりもします。また、民族や人種によって、この紋が多い、あの紋が少ないなどの傾向や特徴などがあるようです。
指紋は、「隆線」と呼ばれる縞模様を形成し、それはひとりひとり違うものであり、それによって個人を判別出来ることから、最近では携帯電話の認証方法としても使われています。
渦状紋、弓状紋、蹄状紋など大きく3タイプに分けれますが、実は紋様によりさらに種類があり、そこからは遺伝的な体質、資質、性格などが読み取れるのだとか。

【アガスティア】
南インドに伝わる予言の書である「アガスティアの葉」というのがあります。そこには個人の運命などが書かれているのですが、古代の聖者アガスティアはシバ神から受けた予言をタミル語(古代タミル語)で椰子の葉に記していきました。それは膨大な数となり、そこには個人の運命などが記載されています。それは500年ごとに新しく書き移され保管されているのだそうです。

アガスティアの葉を開けるには個人個人の親指の指紋が必要で、その指紋によって自分の情報が掲載されているだろう葉を特定していくという手法をとっています。 この指紋は、いわばアカシックレコードへの入り口です。
聖者アガスティアは、今でいう(今ではないけど)エドガー・ケイシーのようにアカシックに繋がり、情報をリーディングしたのでしょう。 (きっとブッダもキリストもアカシックレコードに繋がることが可能だった人なのではないかと思います。)

【 ナーディ 】
アガスティアの葉に書かれているものを読む人は、ナーディリーダーと呼ばれ、アガスティアの葉について、師匠のもとで長い間学び、訓練を受け、認められた人のみがリーディング、読み解きを行います。
ナーディリーダーのナーディは「流れ」という意味です。ヨガではプラーナ(生命エネルギー)の通り道、神経通路をナーディと呼んでいます。
ヨガでもそうですが、インドでは昔からグルクラ・システムという師匠と共に寝食を共にし、学んでいくというシステムがあります。日本でいうところの噺家さんの師匠と弟子みたいな感じでしょうか。
今ではヨガは師匠とのグルクラ・システムはかなり解除されていますが、習うには好きだの嫌いだのを超えた部分での学びというのがあるのかもしれません。 かなり話がそれましたが・・・。

【 Akasha】
アカシックとアガスティアって似ている言葉ですが、アカシックの語源はなんと、サンスクリットの"Akasha"(アーカーシャ)です。インド哲学における五大元素のひとつで、「空(くう)/エーテル」のような意味です。 万物が存在しえるのがこの空間であり、世界が構成される要素のひとつですが、目には見えない「空」の中に宇宙があり、そこには全てが含まれているのです。アカシックレコードのアカシックとは、このアーカーシャに記憶されてるものであり、この宇宙のデータバンクだと言えます。今でいうクラウドシステムのような感じでしょうか。
ヨガでよく唱えるマントラ「Om」は宇宙の音とされ、振動音です。目には見えないものではありますが、そこには全ての始まりと終わりが含まれ、輪廻していることを表しています。
アガスティアはアーカーシャの記憶に繋がる者として存在していたのでしょう。

【 レムリアンリッジ 】
レムリアンシード(以下レムリアン)にあるレムリアンリッジは、水晶の成長線ですが、これはレムリアンの、いわば指紋です。 ここにレムリアの情報が書かれていると言われています。

アガスティアの葉は全部で14章に渡り、個人個人の運命や前世などが書かれていますが、レムリアンリッジにもレムリアの情報だけではなく、個人にとって必要な情報が書かれていると言われています。
レムリアンリッジは別名アカシックラインとも言われているのですが、その名の通り、アカシックレコードへの入り口です。 レムリアンリッジの中の情報については、まだ誰もそれをまとめてはいないし、ましてや何章まであるのかなど未知数です。
レムリア時代にはアガスティアのような聖者がいて、水晶のバーコードから情報をリーディングして、どこかに残しているかもしれませんね。

【 レムリアンの情報 】
レムリアンシードという水晶の中に自分の人生や運命に必要な情報があるとしたら、すごくワクワクしますよね。 個人的にはレムリアンを通して、今までざっくり振り返ってレムリアンから来た情報について考えてみると、レムリアンシードというのは、自分の生き方をより良いものとし、二元的なものの見方を越えて、どう生きていくべきかの指針となる情報が含まれているのではないかと考えています。
この世は本当は多次元であることや、動植物と人間が共存するこの地球の美しさや大切さを教えてくれ、過去の過ち(アトランティス、レムリアが沈む要因となったことなど)を繰り返さないようにという警告も含み、時には未来や宇宙の情報を教えてくれるものでもあるような気がしています。
一般的にレムリア時代の情報と言われていますが、クリスタルヒーリングなどを通して思ったことは、一概にそうではなく、地球外生命やUFO、銀河連合的な情報をも時にもたらすことがあったりもするのです。ドロレス・キャノンの本にも書かれているような事が実際に聞こえてくるので、不思議ではありますが、大変興味深いのです。

【 個性 】
ヒトの指紋のように、レムリアンにある指紋=レムリアンリッジもその個体により個性があります。
人の指紋は、民族によって傾向があると書きましたが、レムリアンも産地によっての特徴があります。
カブラルにはカブラルの特徴、ゴイアスにはゴイアスの特徴、バイアにはバイアの特徴、コロンビアにはコロンビアの特徴があります。
(が、最近、カブラルとバイアがかなり似過ぎており、判別がかなり難しい場合もあります。)

アカシックレコードに至る道、至るツールは色々ありますが、 このように水晶と人間の肉体の持つ類似点にはとても面白いものがあります。実はきっとまだ発見されていないたくさんの情報や可能性を秘めているのだと思います。