【コラム】教えて☆SiriSta「第4弾」 ローズウォーター の来た道

2020年05月08日
 

【教えて☆SiriSta】
第4弾「SiriStaローズウォーターの来た道」


SiriStaローズウォーターで使用しているローズウォーターはどこから来たかご存知ですか? それは、ヨーロッパの東南、トルコ、ギリシャ、ルーマニアに囲まれるように位置するブルガリアです。 ブルガリアのバラの谷「カザンラク」からやってきました。 ここは世界最高峰のバラの産地です。

「ダマスクローズ」と呼ばれる香り高いバラの品種で、他の産地よりも含まれる精油成分が高いため芳香が強く、古くから香水に使われています。そのため世界中の調香師から今でも人気が高いのです。世界中にバラの産地はたくさんありますが、生産量の多くはブルガリアが占めています。ブルガリアのバラの輸出量は全体の7割に値するそうです。

【 カザンラクのバラ 】
5月下旬から6月にかけて咲くダマスクローズ。 その期間はなんと20日間ほど。 6月にはバラの谷でバラのお祭りが開催されます。 民族衣装を身につけた人々が集まり、収穫を祝うのです。 人々のバラへの愛情が伝わってきますね

ブルガリアの首都ソフィアではバラのオイルなどを輸出するために、非常に高い基準をもうけ、分析や認定を行なっています。その機関こそ、国立バラ研究所です。カザンラクで朝摘まれたバラを蒸留し、研究所に持ち込まれたものをここでしっかりとチェックし、基準をクリアした高品質なものだけが世界中に出荷されていくのです。

【 ハーブとしてのローズ 】
バラは昔から薬草として使われ、皮膚疾患や炎症に、呼吸器やアレルギー疾患に、、と様々な用途で使われていました。なんと心臓病の治療にも使われていたとか。あの香りを嗅げば、心が解けてふわっと豊かな気持ちになれる、、、と思うと納得です。

クレオパトラもこのダマスクローズを愛し、お風呂に入れたり、寝室に敷き詰めました。 マリーアントワネットもバラを持った肖像画がありますが、自分の香りをローズと決めるほどバラを愛したのだそうです。

実は日本にもローズウォーターを使った文献が残されています。 江戸時代『都風俗化粧伝(みやこふうぞくけわいでん)』に書かれた「香薬水(においくすりみず)」です。

【 香薬水(においくすりみず) 】
それは、バラの花を蒸留した水「花の露」=ローズウォーターに、丁子(クローブ)や白檀(サンダルウッド)の香りをつけた化粧水。
「肌につやを出し、匂いをよくし、きめ細かくする上、顔の腫物にも効果がある」と書かれています。

世界中の名だたる女性を虜にしたダマスクローズ。 昔は、庶民には手が届かなかったのだと思いますが、今では誰もが好きな時に使えるだなんて、なんと素晴らしい時代でしょうか。

只今、このバラの季節において、HAAではローズウォーターのキャンペーンを行なっております。
この機会にぜひどうぞ。

#お家で楽しもう

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