【コラム】「カンナビ・神奈備」CBDについて

2019年6月21日

【カンナビジオールとは】

CBDは別名"Cannabidiol"(カンナビジオールまたはカナビジオール)と呼ばれるアサに含まれる成分で、茎と種子から採れるオイルです。
ハイ状態をもたらすTHC(テトラハイドロカンナビノール、こちらは葉から採る成分)とは異なり、正反対の性質を持ちます。
CBDはTHCの中毒症状を和らげ、高い鎮痛作用があります。
脳神経回路の形成、脳細胞の新生、神経保護といった役割があるのだそうですが、神経はいわば「気(プラーナ)」にあたります。
 

英語でアサをCannabisと呼び、
麻の主成分をCannabinoidと呼びますが、
接尾語のoidは「〜種の」「〜類の」という種類を表すもので、カンナビの類の、、という意味になります。
カンナビ部分はアサの意味ですが、日本人としてはこれはまさに神奈備ではないか??と思ってしまいます。

Cannnabis、、カナビス、カンナビス、神奈備す、神奈備草・・・
Cannabinoid、、神奈備の井戸

神奈備とは神の住まう場所という意味です。ニッポニカの辞典によれば神奈備は「古代において神霊の鎮まる場所で、小山や森のような所と考えられる。」と、あります。
やはり、神奈備=アサは神の植物に他なりません。

「神奈備」
?名? (「かむなび」と表記。「かん」は「神」、「な」は「の」の意、「び」は「辺」と同じく「あたり」の意か) 神のいらっしゃる場所。
古代信仰では神は山や森に天降(あまくだ)るとされたので、降神、祭祀の場所である神聖な山や森をいう。
特に、龍田、飛鳥、三輪などのそれが有名。かみなび。かみなみ。

※万葉 一一・二六五七「神名火(かむなび)にひもろき立てて斎(いは)へども人の心はまもりあへぬもの」日本国語大辞典

最近話題の『万葉集』にも藤原卿がアサを織ったり紡いだりする風景を詠んでいるのがあるとのことです。

神社は敷地内の森や背後の山を御神体にしているところがあり、その信仰が神奈備信仰となっています。
出雲には4つの神奈備山と称される山がありますが、出雲大社のあの大きな注連縄というのは、アサが使われていました。
これは神聖な場所を守るための結界なのです。奈良の神奈備は大神神社の三輪山です。
神奈備と称されるには実は綺麗な三角でないと選ばれないのです。
和のピラミッドが神奈備なのかもしれません。
奈の字もどことなくピラミッド的に見えるような・・・
現在も見られる砂山も三角錐、盛り塩も三角なのは、神奈備の象徴なのかもしれません。
他にも日本にはたくさんの神奈備があるのです。

「なびる」とは日本古語で「隠れる」=神が隠れる場所
という意味になるそうです。

また、神を祀る依り代、現在は紙で出来ていますが元はアサだったのだそうです。

【日本古来の神の植物】

アサは日本古来より神の植物であり、特に神道系の儀式の際には欠かせないものでした。着物などに見られる神聖幾何学的な図柄「麻の葉柄」は今でも日本人が愛する文様として使用されています。和のマカバ的な不思議な図形です。

考古学的に調べられているだけでも日本で使用されたものの歴史はなんと1万年前で弥生時代には布といえばアサだったのだそうです。絹は高級品だったので、一般的には麻で全てをまかない、衣服のみならず、袋、縄、綱、草履に至るまでなんでもアサから作ることが出来、不老長寿の薬と言われる種子は栄養が豊富で食用になり、油も取れ、七味にも使われている、捨てる部分のない万能な植物です。

神社の祭具類は全てアサで作られていました。
アサは穢れ(気の枯れ)を祓うために適した植物です。
冒頭で、CBDは神経=気を回復させる役割があると書きましたが、穢れを祓うということは、枯れた気を蘇らせる植物ということでもあります。
神奈備は神の気を巡らせる場所であり、カンナビノイド は神奈備の井戸、この井戸の中にはたくさんの神の気を蓄えているのでしょう。
脳細胞、ニューロンはまるで麻の葉柄のようにミクロの世界で神聖幾何学的に広がっています。心が疲れた時や体が疲労した時、ニューロンは乱れて、まるで崩れた神聖幾何学図形のように不協和音になっているかもしれません。これらを交通整理し、人々が持っている自己治癒力を高め、自分本来の体の流れを作り出し、美しい和音を奏でている状態=マインドフルな状態にしていくのです。
それが心に神が宿った依り代の状態なのです。あなたはその時、まさに「神奈備の井戸」となっていることでしょう。

【CBDで心活、始めてみませんか?】

CBDの商品ページはコチラ