【コラム】「 トレスマリアス産レムリアン 〜ガラリア湖のような聖湖のレムリアン〜」

2020年12月7日

【 Tres Marias 】
トレスマリアスは、ブラジル、ミナスジェライス州のほぼ中心に位置し、コリントの西側、カブラルからは南西に位置します。
亜鉛鉱山があり、今でも製錬所があるそうです。
ブラジルでは、金、銀、銅、亜鉛、鉄、ニッケル、錫などの多種に渡る金属鉱床が広がり、それらのポテンシャルも高いため、鉱物資源はブラジルの経済を担っているものでもあります。
ブラジルの歴史も、ミナスジェライスで金が発見されたため、ポルトガルによって植民されました。
そして、たくさんの鉱山、たくさんの鉱石、宝石、金属が今でも発見されています。

【 三人のマリア 】
トレスマリアス、意味は「三人のマリア」
「イエスの十字架のそばに立っていた三人のマリア」「イエスの墓を復活後に訪れた三人のマリア」です。
全員マリアという名前なのです。
聖母マリア、マグダラのマリア、クロパの妻マリア(または、マグダラのマリア、サロメ・マリア、マリア・ヤコベ)ですが、実は聖書には何人ものマリアが登場します。
三人のマリアは、西洋美術の絵画のモチーフによく選ばれているため、目にしたことがある人も多いでしょう。
彼女達は、キリストに従い、奉仕し、愛し、また愛されたた女性達なのです。
 

【 ガラリア湖のようなトレスマリアスの湖 】
聖書では湖(ガラリア湖)がよく登場しますが、ここトレスマリアスもまた湖です。
今は主に水力発電に使われており、観光地にもなっています。
この地方の水瓶であるトレスマリアスの湖は、『甘い水が湧く鉱山』と呼ばれ数々の伝説を持つ湖なのだとか。
聖書でも湖にちなんだ話がたくさんありますね。
トレスマリアス、その湖はまるで聖杯のようでもあり、その水は、三人のマリアたちの愛の涙のよう・・・

【 ザ・レムリアン!なルックス 】
このレムリアンは、トレスマリアスの湖の砂浜で採れるんだとか。 美しい砂の中から発見されるレムリアン・・・。
砂の中からとは、まさにレムリアンシードそのものの産出条件だとは思いませんか?
一番初めのレムリアンシードは、カブラルの砂の中から見つかりました。そして、こちらは、トレスマリアスの砂の中から見つかりました。マリアのエナジーが詰まった、砂から産出したレムリアンです。
トレスマリアス産レムリアンの特徴としては、あまり大きなポイントはなく、ほとんどが指の長さに似た感じの小ぶりな単結晶です。(今のところ) レムリアンリッジ(成長線)も指で触るとしっかりと凹凸がわかり、ギザギザしているのがハッキリとわかります。 バイア産の寒天のとろみのような質感にも、カブラル初期鉱山の少しマットな透明度にも似ています。
現在は、ミナスジェライス州の透明なレムリアンが少なく、透明な個体はバイア産の通称ピュアレイが多く流通していますが、こちらのトレスマリアス鉱山は、2年前ぐらいから掘り出されてはいますが、まだあまり流通はしていません。



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